職人の技が光る当社のものづくり
ファッションアドバイザー VIVIENNE TAM 2020年入社
大学3年の春休みに当社インターンシップに参加したことが当社との出会いです。
そこで最も印象に残ったのが、弊社の自社織物工場「匠の夢」の見学でした。
経糸(たていと)と緯糸(よこいと)をただ順番に織るだけだと思っていた私の中の常識が180度変わる経験でした。
織り方や素材を工夫することで、自由自在にフリンジ加工からシャーリング加工まで施せる職人の技を初めて目の当たりにしました。
糸の素材を一つ変えるだけで、機械にいくつもの調整が必要となり、そうしたわずかな違いをひとつずつ職人の手によって調節されていくのです。
機械のみでは作り出せないそうした職人の技術の高さに感激しました。
織る職人以外にも糸を通す職人や糸を作る職人がいて、様々な職人を通してできる一つの衣服という作品の素晴らしさを強く感じ、丁寧にものづくりを行う当社で、衣服に関わる仕事がしたいと思ったことが当社を目指したきっかけです。
入社後、新人研修を受ける予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により、入社後すぐにヴィヴィアンタム 新宿髙島屋店配属となりました。
初めての店舗で不安が大きかったですが、先輩がとても温かく迎えてくださり、安心することができました。
基礎知識が不足していたため、言葉遣いや立ち居振る舞いなど様々な点で至らない部分がありましたが、そんな時、先輩から何がいけないのか、どうしていけないのかという理由まで丁寧に教えていただけたことがとても心強かったです。
質問しやすい環境づくりをしていただけたことや、改善点をしっかり指導していただけることで、自身の中でも納得しながらひとつひとつのものを克服していくことができました。
また、一年目から様々な挑戦もさせてもらいました。特に印象に残っているのは高校生へのキャリア教育に会社の代表として参加したことです。
学生時代に教員免許を取得したという経験を生かし、生徒へ話をする機会を作っていただきました。その経験によって、準備手順、内容の構成、講話の方法、資料の作成など様々な勉強をさせていただきました。
1年目から販売のみならず、自分の強みを様々なステージで生かすことが出来たことが今の自信につながっています。
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